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アボカドの身体への影響



脂質を多く含み、たんぱくな味と滑らかな舌触りから“森のバター”と言われるほど、栄養価の高いアボカド。

その分類は果物などと同じ果実類として分けられ、ギネスに“最も栄養価の高い果物”として認定されています。

 

 

「アボカドは身体に良いもの」

 

 

というイメージが湧くのも当然。

 

しかし、CO-COでは管理栄養士である代表の神田が異なる視点で食品を評価します。

それは私たちが1日に摂取すべき必要量に対する寄与率です。

“日本人の食事摂取基準(2015年版)”において、日本人が摂取すべきエネルギー・栄養素の必要量が記載されています。

その基準量は性別や年齢等の違いによって異なることはみなさんもイメージが湧くと思います。

 

アボカドの1食分を約30gと仮定し、その30g中に含まれるエネルギー・栄養素がどのくらい私たちの身体に影響するのか。

具体的な数値でお伝えしたいと思います。

*今回の主役であるアボカドは女性に人気の食品であることから、成人女性の摂取基準に対する寄与率の中でも上位3つに絞りました。

 

 

第3位:葉酸(寄与率10.5%

 

葉酸は成人女性の推奨量が240μgなのに対してアボカド1食分(30g)に約25μg含まれています。

葉酸は多くの食品に含まれており、腸内細菌からも合成されることから、通常の食事では不足することはほとんどありません。

しかし妊婦・授乳婦の方は胎児の神経管閉鎖障害のリスク低減のために、上記+240μgの葉酸摂取が望ましいので、アボカドからうまく葉酸を摂ることは良いでしょう。

 

 

 

第2位:カリウム(寄与率10.8%

 

カリウムは成人女性の目安量が2000mgなのに対してアボカド1食分(30g)に約220mg含まれています。

カリウムは私たちの身体に多く含まれるため多量ミネラルと呼ばれている。

通常の食事では不足することはありません。

食事由来の高血圧の方は、血中ナトリウム濃度が塩分の取りすぎによる影響から高くなっています。カリウムは血中のナトリウムを排泄する効果がありますので、アボカドのようにカリウムを多く含む食品を摂るのが良いでしょう。

 

 

 

第1位:ビタミンE(寄与率16.5%

 

ビタミンEは成人女性の目安量が6mgなのに対してアボカド1食分(30g)に約1mg含まれています。

1食分のアボカドで1/6のビタミンEを補給できるので、ビタミンEの補給源として優れていると言えます。

植物性食品に多く含まれるビタミンEは通常不足することはありませんが、野菜が苦手な方は不足するリスクがあります。

ビタミンEは今話題の抗酸化物質として注目されており、私たちの身体のコンディショニングを整えるだけでなく、老化予防などにも効果が期待されます。

 

 

いかがでしょうか。

 

食品を寄与率から考えることで、その食品が本当に身体に与える影響度を知ることができます。

今回のアボカドのように、この好まれる食品だからこそ知っておきたい知識をこれから皆様に提供致します!

 

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