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消化吸収率について



食べることで身体に栄養が補給される。

 

しかし食べたものすべてが身体の栄養になるわけではありません。

 

吸収の良い食品吸収の悪い食品や、その時の体調によって身体の栄養になる量が変化します。

 

食べることによって摂取した栄養素の中から吸収されたものの割合を%で表したものを消化吸収率といいます。

 

 

管理栄養士国家試験 第4章「基礎栄養学」の中でも消化吸収率について出題されていますので、お伝えしていきます。

 

 

 

まずは問題を見てみましょう。

 

 

真の消化吸収率と見かけの消化吸収率は、どちらが高い値になるか。

 

 

 

いかがでしょうか。

 

答えの前に解説を行っていきます。

 

 

 

まずは2種類の消化吸収率が存在すること。

 

  • 見かけの消化吸収率

食べることによって摂取した栄養素の中から、糞便中に排泄された栄養素量を引いて求める消化吸収率

 


 

 

簡単に言うと、食べたものから糞便中に出たものを引くことで、吸収された量がわかります。

吸収された量を摂取量で割って求めることができる単純な消化吸収率です。

 

 

  • 真の消化吸収率

見かけの消化吸収率から、さらに身体の内因生損失量をひいた消化吸収率

 

 

 

 

私たちの身体は日々変化して、いらなくなったものを排泄しています。

その影響を考慮したのが真の消化吸収率です。

 

 

 

では2種類の消化吸収率を見ていただいたところで、最初の問題に戻りましょう。

 

 

 

真の消化吸収率と見かけの消化吸収率は、どちらが高い値になるか。

 

 

 

答えは

真の消化吸収率のほうが、見かけの消化吸収率よりも高い値を示します。

 

なぜなら見かけの消化吸収率では内因性損失量を考慮していないため、糞便中排泄量が実際よりも多くなってしまうからです。

 

 

 

いかがでしょうか。

 

今回お伝えした消化吸収率に関しては、一般の方やアスリートにも知っておいてほしい知識の1つです。

 

たとえば下痢などの消化器系の疾患早食いなどで消化器系に負担をかけた場合は、普段よりも栄養素が吸収されにくくなります。

 

そのため糞便中に栄養素の排泄が多くなり、消化吸収率は下がります

 

せっかく食べたのに身体の栄養として使われないのは、もったいないですね。

 

 

どのような食品が身体の吸収が良いのか、悪いのか。

また食べ合わせによっても吸収性が変わってきますので、今後お伝えしていきます。

 

 

明日は模試です。

今日のラストスパートは気を張りすぎず、ゆったり行うことにします。

 

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