CO-CO

減量時における目標設定手順


 

減量、ダイエットの目標設定を皆さんはどのように行っていますか?

 

「今の体重から-○kg」など数字を用いる客観的な方法や、「昔の服が着れるようになる」など主観的に理想の姿をイメージさせる方法など、様々あると思います。

 

また近頃は多くの施設において、Inbodyなどの体組成計が広く用いられています。

その測定結果を参考にしている方も多いのではないでしょうか。

 

当施設においても体組成計を使用しておりますが、+α 日々の変化を意識させる方法を行っております。

 

今回は、

・ダイエットの目標設定における注意点
・管理栄養士×トレーナーが行う具体的なダイエットの目標設定手順

 

上記、2点についてお伝えします。

 

 

ダイエットの目標設定における注意点

 

客観的な目標設定を行う際には、数字を用います。

しかし、体重減少の推移を見ていく場合には、内訳(体組成)が大切になります。

 

例えば、1ヶ月に体重が4kg落ちた。

数字だけ見れば、成果が出ているように感じますが、その内訳が体脂肪量として3kg、骨格筋量として1kgであった場合には、どうでしょうか。

骨格筋量が1kg減少した場合には、消費エネルギー量が1日当たり約13kcal減少します。

月に換算すると390kcalの減少となり、これが続く場合には、痩せていくに伴い、太りやすい身体になってしまいます。

これでは本末転倒なので、必ず体組成を見るようにしましょう。

 

 

また主観的な目標として、「昔の服が着れるようになる」などは良いのですが、この目標を達成するためには、早くても3ヶ月ほどはかかるでしょう。

それではお客様の結果が出るまでに、多くの時間が必要になり、モチベーションを保つことは難しくなります。

だからこそ、当施設では、主観的な目標+客観的な目標の2つを設定するようにしております。

 

 

お客様は結果を求めています。

そして継続していけるか不安に思っています。

そんな方々の心の支えになるような根拠のある目標設定を行って行きましょう!

 

 

 

管理栄養士×トレーナーが行う具体的なダイエットの目標設定手順

 

ここからは実践的な内容です。

体組成測定の結果からお客様の現在の身体の内訳(体組成)を把握したら、次はどのように減らしていくかが課題になります。

当施設では1週間ごとに目標体重を決めてお客様自身に測定して頂くことが多いのですが、ご家庭に体組成計を置いている方は少ないので、体重ベースで把握できるようにお伝えしています。

その方法は以下の通りです。

 

①除脂肪体重を把握する

 

除脂肪体重(Fat Free Mass:FFM)は脂肪を除いた体重を指します。

体組成測定の結果によって、現在の体脂肪率を把握したら、体脂肪量を計算します。

 

30歳/男性/体重60kg/体脂肪率30% を例にすると、

体脂肪量=体重60kg×体脂肪率30%=18kg

 

この結果から除脂肪体重がわかります。

除脂肪体重=体重60kg-体脂肪量18kg=42kg

 

 

 

②目標体重を算出する

 

男性の目標体脂肪率を20%と設定します。

目標体重=除脂肪体重42kg÷(1-目標体脂肪率20%)=52.5kg

 

 

③1週間ごとの目標体重を算出する。

 

3ヶ月を目標期間と設定します。

減らす体重=体重60kg-目標体重52.5kg=7.5kg

3ヶ月=12週

1週間の体重減少量=減らす体重7.5kg÷目標期間12週=約0.6kg

 

1週目=59.4kg

2週目=58.8kg

3週目=58.2kg

12週目=52.8kg

 

 

上記が、客観的目標を体重ベースでお伝えする方法です。

 

管理栄養士または栄養士が食事指導を行う場合には、食事の摂取エネルギー量をコントロールして目標体重に向かってサポートをしていきます。

トレーナーの場合には、消費エネルギー量にアプローチする方が多いでしょう。

 

管理栄養士×トレーナーのメソッドでは、摂取エネルギー量、消費エネルギー量の双方にアプローチを行うことから、効率的に減量を行うことが可能です。

その方法は次回の記事でお伝えいたします。